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既存事業者への支援強化など8分野51項目を市に要望 令和6年度市予算に反映を

豊川商工会議所の小野喜明会頭、半田富男副会頭、笠原盛泰副会頭、夏目雅康副会頭、石川則男副会頭、長谷川完一郎専務理事が10月3日(火)に豊川市役所を訪ね、竹本幸夫市長に「令和6年度豊川市予算編成に関する要望書」を提出しました。要望書は8分野51項目からなり、令和6年度の豊川稲荷法堂の落慶から令和12年度の大開帳を見据えた豊川の観光振興やイオンモール豊川の影響を受けた既存事業者への支援強化、にぎわいづくり、しごとづくり、ひとづくり、地方創生、都市基盤整備など多岐にわたっており、令和6年度の予算に反映されるよう強く要望しました。

 

会員企業の意見を9部会がとりまとめ

 

要望は4月に実施した会員企業2300社へのアンケートをもとに、9つの部会会議を経て取りまとめました。

具体的な項目は次のとおりです。

1.にぎわいづくり

①豊川稲荷の「法堂落慶法要」(令和6年)「午年御開帳」(令和8年)「大開帳」(令和12年)を見据えた観光振興策の推進

②豊川市民まつり「おいでん祭」の充実及び支援強化

③「スポーツのまちとよかわ」の更なる推進

④観光振興に繋がる宿泊施設の整備支援と消費拡大に向けた施策の実施

⑤総合体育館の将来構想についての検討

⑥豊川市陸上競技場の利用促進

⑦文化会館利用料の見直し

2.イオンモール豊川開店に伴う既存事業者への支援強化

①雇用対策の強化

②既存事業者への支援

③イオンモール豊川に対する地元商店街、団体等との連携・協働事業の働きかけ

④豊川ブランドショップ「豊穣屋」の活用と支援

3.しごとづくり

①地元企業の育成と地元企業優先・継続的発注

②経営革新等支援機関である中小企業相談所への助成

③「ものづくりのまち豊川」をさらに発展させる施策

④中小企業・小規模事業者の経営強化に繋がる支援策の充実

⑤人口減少によって深刻な影響が予想される労働力確保支援

⑥雇用創出のための新規工業団地づくりの推進

⑦「とよかワーク」継続への支援

⑧ドローンの活用による新たな事業の創出

⑨省力化設備に対する導入支援

⑩知的財産権取得に対する補助制度の創出

⑪愛知県信用保証協会の制度融資利用者に対する補助金の充実

⑫プレミアム商品券等の消費喚起事業の推進

⑬ふるさと納税返礼品の活用

4.ひとづくり

①在職者教育訓練の実施

②豊川市主導による「おもしろアイデア作品展」の開催

③人も企業も輝くまちを目指す「健康経営」の推進支援

④中学生の職業観の醸成

⑤医療従事者への予防接種の拡充

⑥看護師・准看護師に加え、歯科衛生士、歯科技工士、介護福祉士等の地域医療を支える職を目指す学生への支援

⑦豊川市奨学金返還支援補助金制度の周知・活用及び同じ補助制度がある自治体との相互活用

⑧大型免許、第二種免許取得補助事業の周知・活用

⑨自動車運転業務の時間外労働時間の規制に伴う影響調査及び対応への支援

⑩引きこもり、精神疾患を患っている方や家族関係者への支援強化

5.まちづくり

①「元気なお店大賞」「とよかわ まちなみデザイン大賞」への支援

②市内全域に拡大した豊川商工会議所月報「メセナ」への支援充実

③市内外国人や障がい者雇用、研修生、教育の機会に恵まれない生徒の増加に伴う支援

④高齢者の移動手段の確保

⑤緑化の推進と環境保全への取り組み

⑥タクシー利用の推進と存続のための支援

⑦コミュニティバス利用券のタクシー利用への拡大

6.新型コロナウイルス感染症対応の影響を受けた事業者等への支援

①感染状況等の情報開示

②イベントや地域活性化のための施策支援

③イベント等での感染対策支援

7.地方創生

①空き工場・空き店舗の活用と事業承継センター機能の創設

②「とよかわバラ」等を発信する「とよかわフラワープロジェクト」に対する支援

③「道の駅」調査研究の早期着手

8.都市基盤整備

①震災に強い都市を目指した基盤整備

②「赤塚PAスマートインターチェンジ」の整備検討と「豊川赤塚ハイウェイオアシス」(仮称)の設置

③中心市街地や幹線道路、観光地等における無電柱化の推進と景観条例の制定

④広域道路網の早期整備

⑤事業所のBCP策定に対する支援

⑥老朽化した空き家の対策

⑦大雨時における浸水対策の強化